親父の意地
今朝、清原選手のコメントを聞いて胸がジーンとしてしまった!!
プロスポーツ選手は、一般のビジネスパーソンに比べてその選手としての寿命は短い。
Jリーグの登録抹消選手の平均年齢は25.3歳、
プロ野球の場合は公表されたデータはないが29歳代だと言われている。
一般的には、やっと仕事を覚えて、
これからが働き時だというタイミングで職を辞すことを強いられる彼らは、
プロアスリートとしてよりも、その後の人生の方がずっと長い。
そんな中、現役選手にこだわる清原選手をみて
なぜだろうと思う人は多かったと思う。
ピークを過ぎた選手は、どんなに技術がレベルアップしようと肝心の体力が落ちてくる。
怪我や病気に見舞われて、高い体力・技術のレベルを継続することがむずかしくなってくる。
そして、後続の若い選手に追い越されてしまう。
残酷なくらいはっきりと、ピークからずり落ちた姿を、多くの人の目にさらすことになる。
清原選手もその一人。
でも、今日のコメントにすべては隠されていたような気がします。
息子が言った一言『もう一度ホームランが見たい』
野球人としてのプライドよりも父親としての意地なのでしょうね。
同じ父親として、もし息子にそう言われたら、
プライドなんてなんの意味もない存在になってしまう。