親父たちの夕べ
息子と娘の通っている保育園には保護者会というものがない。
以前通っていた幼稚園からすれば、親としてちょっと物足りなさを感じることもある。
ただ、幼稚園にはなかった『オヤジの会』なるものが存在している。
保護者会を作ろうというオヤジたちの集まりであり、
子どもたちを溺愛するオヤジたちの集まりでもある。
今回はいつも世話役を買ってくれている田中さんところからの案で、
オヤジの会に参加している6家族でキャンプに行くことに。
場所は矢谷渓谷。
朝8:00にメロンドームに集合し、
9:00には激冷えする渓谷で、子どもたちと一緒に夕方まで戯れ、
それから、親父たちは今日一日の疲れをビールで癒す。
いや~幸せなひととき。
子どもたちを通じて、親同士がかかわりを持つ。
園に通わせる母親たちにとっては何でもないことだが、
父親たちとなるとそうもいかない。意外と苦手な人が多いのだ。
もともと男性は社交的ではない分不利だったりもする。
面倒だとか、疲れているだとか、子育ては母親の仕事だとか…
いいわけをしがちになるのだ。
それに子育てには、いろんな考えがあるのだから。
そして、こんなイベント事ごとになると、
自分の子ども達だけならまだしも、
すべての子どもたちを看る必要があるのだ。
そりゃ面倒くさいだろう。
しかし、地域社会での子育てにはコレが重要なのだ。
誰の子どもだろうが、保護者(大人)が近隣地域の子どもたちを見守ることは当然の義務。
ましてや、自分の子どもが通う園の友達がどんな子なのか?
親がどんな親なのかを知る絶好の機会でもある。
子どもは非日常的な出来事に興奮し、喜び、またいろんな経験を得る。
親は子どもの成長した姿を見て、また日々の活力を得るのだ。
考えの転換さえできれば、コレもまた楽しい。
うちはお陰で夏の新たな思い出を作ることができた。
オヤジの会に感謝感謝。
ありがとう田中さん!
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