2007年07月31日

タバコ一本

昼の炎天下、一人のおばあちゃんが大通りの車道に出ている姿をみて、

一瞬でも『暑さにやられたのか?』と思った自分を反省しました。



なんとこのおばあちゃん

この暑さの中、割り箸で捨てられたタバコの吸い殻を一本一本拾っていたのです。



こんな炎天下にしなくてもと思いながら、車で横切る瞬間に謎が解けました。



それは心ない喫煙者が、一杯になった車の灰皿を道路に捨てたであろう痕跡・・・

おばあちゃんはそれが許せなかったのだろう・・・

僕らだったら、『信じられん奴だ』と思うだけで、見てみぬ振りをしていただろう。



それなのにこのおばあちゃんは、

車道というリスクの高いところまで出てきてタバコを拾っているのです。




ここまでおばあちゃんを突き動かすものって、

今の日本人が失いかけているという美徳や道徳感というやつなのかもしれませんね。



Posted by さわっち at 23:46│Comments(0)
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