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Posted by おてもやん at

2008年03月14日

熊本の遺産

先日、昼飯を食べにカフェヴィアーレさんに行ってきました。

ここはワイヤーママの会員さんも御馴染みの店で、ベーグルのとってもおいしいお店なんです。


そのヴィアーレさんの店の前には、
熊本を代表する水前寺公園から江津湖につながる川が流れています。




実はこの風景は、私にとっては懐かしく、思い出の場所なのです。


というのも、私がまだ小学校の低学年の頃だったと思います。

普段あまり遊んでくれなかった父が、唯一遊びに連れて行ってくれていたのがココでした。




と言っても遊ぶものなんて何にもありません。


では何をしていたかというと・・・

釣りです。 (*゜ー゜)ノ\____¶



しかも、ほとんど釣れることのない釣り。


趣味と言うほどの腕前がある親父ではなかったのですが、

今考えると、ここで釣り糸を垂らしている時間が欲しかっただけなのかもしれません。

最近、私もそんな時間が欲しいな~と思うくらいですから。




そんな思い出の場所眺めていると・・・




随分水が減ったな~と感じてしまいます。




ここ数年、江津湖の渇水問題が問われています。

みなさんもご存知のように熊本の飲み水のほぼ100%は地下水です。

その地下水の汲み上げのため、湧き水の量が減少し、

江津湖の水量が減ったとも言われています。



また、上流地域の土地開発により、

雨が降っても地下に流れ込む水量が減ってしまい、地下水自体が少なくなっているという事実もあるのです。



場所だけみれば想い出の場所なのですが、実は昔の面影は急速に失われつつあるのです。

しかし、このような中でも、昔の江津湖に戻そうと、市民運動も芽ばえ、その輪は、どんどん広がっているそうです。




去年の夏、子どもを連れて江津湖に遊びにきたことを思い出しました。

息子たちの30年後に今以上に素晴らしい江津湖を残してあげたいものです。



自分たちで出来ることなど、ほんのわずかなものですが、

一人1日1リットルの節水を心がけるだけで、熊本市だけで1日約70万リットルの節水です。



子どもたちに残す熊本の遺産、親の役割だと思うのは私だけでしょうか。  

Posted by さわっち at 23:43Comments(1)独り言